私たちの生活になくてはならない「医療・介護・保育」の現場。しかし、人材確保に悩む事業所や、自分に合った職場を探すのに苦労している求職者も少なくありません。
そこで今回は、厚生労働省がハローワークを中心に推進している「医療・福祉ささえる求人充足プロジェクト」について、その目的や具体的なサポート内容を分かりやすく解説します!
💡 このプロジェクトの目的は?
ハローワークにおける「医療」「介護」「保育」分野の求人充足(=人手不足の解消)と、採用された方の定着をトータルで支援するための取り組みです。
1. 【求職者向け】魅力の再発見からお仕事探しまで
これから医療・福祉分野で働きたい方や復職を目指す方に向けて、手厚い情報提供とサポートが行われています。
- 仕事の魅力を知る:
看護(命と生活を支える)、介護(生き方に寄り添い自立を支える)、保育(子どもの命と成長を育む)といった各分野のやりがいや具体的な仕事内容を分かりやすく紹介しています。 - 専門機関と連携した求人検索:
ハローワークの求人はもちろん、ナースセンター、福祉人材センター、保育士・保育所支援センターといった各分野の専門機関とも連携し、あなたに合った職場探しを後押しします。
2. 【事業者向け】採用・定着に向けた無料サポート
「求人を出しても応募が来ない」「せっかく採用してもすぐに辞めてしまう…」とお悩みの事業主の方には、以下のような支援が用意されています。
- 無料コンサルティング:
ハローワークの窓口で、求人票の魅力的な書き方や、人材確保に関するアドバイスを無料で受けられます。 - 「魅力ある職場づくり」の支援ツール:
職場環境や雇用管理の見直しに役立つ「雇用管理改善CHECK&ACTION25」などの実践的なチェックリストが公開・提供されています。
3. 【注目データ】ハローワーク経由は離職率が低い傾向に
同プロジェクトのページでは、採用後の「定着率」に関する興味深いデータが公開されています。(令和6年度 職種別離職率比較より)
ハローワーク経由の就職者と民間紹介経由の就職者を比較すると、6か月以内の離職率は以下のようになっています。
- 🏥 看護師・准看護師:ハローワーク 12.42% / 民間紹介 14.38%
- 👵 介護職員(資格あり):ハローワーク 17.23% / 民間紹介 18.86%
- 👶 保育士・保育教諭:ハローワーク 9.43% / 民間紹介 18.01%
※出典:令和7年度 医療等分野における雇用仲介事業に関する調査研究事業(厚生労働省)
民間紹介会社に比べて、ハローワーク経由の方が早期離職が少ないという結果が出ています。地域に密着し、職場の実情を踏まえた丁寧なマッチングが行われている成果と言えそうです。
まとめ:お困りごとは専門の相談窓口へ!
「医療・福祉ささえる求人充足プロジェクト」は、求職者・事業者の双方にとってメリットの大きい国の大事な取り組みです。
お仕事探しや人材確保に少しでも悩みがある場合は、ぜひお近くのハローワーク(人材確保対策コーナー)や、各分野の専門センター窓口に相談してみてくださいね。