ごあいさつ

オーダーメイド型業務をご提案

 大学を卒業後、地元金融機関に13年間勤務、その間、多くの中小企業様の資金調達や経営に関してFace to Faceを合言葉にお客様と共に悩んで参りました。

その中でお金の問題同様に人の問題に苦しむ経営者様が多く、また、様々な情報を知らない為、損をしている中小企業様が多い事に気づきました。

大企業に比べ圧倒的に経営資源(人・物・金・情報)が不足することが原因です。しかし、当時はノルマを達成する事が第一だった為、お客様に対して本当に必要な支援は十分出来ず、次第にその事が、ストレスになっていきました。

当時バブルも弾け、取引先も次第に元気がなくなり、勤務先も年功序列から実力主義の人事制度へと制度変更が行われました。当時20代だった私には非常にありがたい制度でしたが、今まで支えてきた先輩達は愚痴が多くなり、社内の雰囲気は悪化、優秀な同僚は次々と社を後にしていきました。

会社が今まで大事にしてきたものは次第に失われ数字と社内試験だけの世界になっていったのです。当然、業績は伸びるはずもなく、目先の人件費削減の影響を目の当たりにした瞬間でした。

その勤務時代に労働組合執行役員に就任し、初めて36協定という言葉を知り、「社会保険労務士」という資格を知りました。その資格を調べれば調べる程、「今まで鬱積していた何かを解決してくれる」そんな予感がしました。その後、猛勉強の末、なんとか合格!

その社会保険労務士試験の試験科目「介護保険法」に将来の可能性を感じ、合格即開業を延期し、今後急増する介護問題を学ぶ為、地元社会福祉法人の人事総務課長として7年間勤務。

勤務時代は補助金、助成金申請、経理、新規施設開設から運営、人事労務、身寄りのないお年寄りの財産管理まで幅広く勉強させて頂きました。 また、その当時鹿児島市内で初めての来店型の居宅介護支援事業所を企画立案、介護業界大手とのコラボレーションによる教育システムの構築を企画させて頂きました。 特に介護業界の人事・労務は、非常に不安定でわずかなピースを間違うだけで他の所がほころびだすそんな危うさを持っていました。

また、施設見学も、その勤務時代はもちろん今でもライフワークの一環として行い「介護施設」、「障害者施設」、「保育園」を中心に今まで100施設程度見学しています。よくわからないのですが、何故かほっとしてしまう業界です。やはり「物」ではなく「人」を扱う仕事だからかもしれません。

現在は介護・福祉施設の支援に必要な、関係労働法をさらに学びながら、日夜業務に取り組んでいます。

たけだ社労士

 

 急成長を戒め、安定的な低成長を目指し、お客様一人一人にあったオーダーメイド型提案業務を心がけて参りたいと思います。

 武田 淳 特定社会保険労務士