令和6年6月21日、令和6年版の高齢社会白書が公表されました。
この白書は、高齢社会対策基本法に基づき、平成8年から毎年政府が国会に提出している年次報告書であり、高齢化の状況や政府が講じた高齢社会対策の実施の状況、また、高齢化の状況を考慮して講じようとする施策について明らかにしているものです。
今回の白書で報告されている高齢化の状況は、次のとおりです。
・我が国の総人口は、令和5年10月1日現在、1億2,435万人。
・65歳以上人口は、3,623万人。総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は「29.1%」。
・令和52(2070)年には、2.6人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になっていると推計。
なお、高齢者の定義と区分について、日本老年学会・日本老年医学会「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ報告書」(平成29年3月)において、75歳以上を高齢者の新たな定義とすることが提案されていることや、「高齢社会対策大綱」において、「65歳以上を一律に『高齢者』と見る一般的な傾向は、現状に照らせばもはや現実的なものではなくなりつつある。」とされていることにも触れられています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和6年版 高齢社会白書(内閣府)>
概 要:
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/gaiyou/06pdf_indexg.html
全体版:
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/06pdf_index.html
住まいや地域の環境について重視すること(性別)
医療や介護サービスなどが受けやすいこと
駅や商店街が近く、移動や買い物が便利にできること
手すりが取り付けてある、床の段差が取り除かれているなど、
高齢者向けに設計されていること
豊かな自然に囲まれていること、または静かであること
近隣の道路が安全で、歩きやすく整備されていること
災害や犯罪から身を守るための設備・装置が備わっていること
プライバシーが確保されていること
子供や孫などと一緒に住むこと、または近くに住めること
省エネルギー化がなされていること
部屋の広さや間取り、外観が自分の好みに合うこと
趣味やレジャーを気軽に楽しめる場所であること
親しい友人や知人が近くに住んでいること
ペットと一緒に暮らせること
職場に近いなど、現在の職業に適した場所にあること
現在居住している地域における不便や気になること(全体)
日常の買い物に不便
医院や病院への通院に不便
交通機関が高齢者には使いにくい、または整備されていない
散歩に適した公園や道路がない
防災対策や防犯対策に不安がある
交通事故にあいそうで心配
図書館や集会施設などの公共施設が不足
集会施設、役所、商店など公共的建物が高齢者にとって使いにくい
近隣道路が整備されていない
子供の遊び場や子育て支援サービスが不足
住み替えの意向を持つようになった理由(全体)
健康・体力面で不安を感じるようになったから
自身の住宅が住みづらいと感じるようになったから
自然豊かな環境で暮らしたいと思ったから
買い物が不便になったから
交通の便が悪くなったから
生活費を抑えたいから
自然災害への不安を感じるようになったから
家族等と同居・近居することになったから
趣味を充実させたいと思ったから
実家に住む人がいなくなる、またはいなくなったから
退職することになったから
家族の介護・看病が必要になったから
家族・知人に勧められたから
住み替え先の近くに通院・通所する必要が生じたから
治安に不安を感じるから
新しく仕事・社会活動をすることになったから