産休・育休中の給付額を簡単に確認できる厚生労働省ツールのご案内

出産や育児休業に入る職員から、「産休中や育休中は、実際どのくらい給付があるのか」という質問を受けることは少なくありません。

そのような場面で活用しやすいのが、厚生労働省が公開している
「産休・育休中の経済的支援 かんたん試算ツール」 です。
このツールは、出産時や育児休業中に受け取れる給付金等の額を、目安として試算できるものです。

厚生労働省の試算ツールはこちら

産休・育休中の経済的支援 かんたん試算ツール
https://shussan.ikukyu-simu.mhlw.go.jp/

このツールで確認できる内容

厚生労働省のツールでは、主に次のような項目を試算できます。
ママ向け画面では、出産手当金、出産育児一時金、育児休業給付金、出生後休業支援給付金、社会保険料免除額 が表示されます。パパ向け画面では、育児休業給付、出生後休業支援給付金、社会保険料免除額 を確認できます。

入力する主な情報

試算にあたっては、次のような情報を入力します。

  • 子どもの出生日または出産予定日

  • 子どもの人数

  • 勤務地

  • 給与形態

  • 月の平均勤務日数

  • 休業開始前の給与月額

  • 育児休業の開始予定日・終了予定日

  • 出生後休業支援給付金の申請予定の有無

月の平均勤務日数や給与月額については、休業開始前6か月の平均をできる限り用いる案内になっており、給与月額は交通費を含む1か月分、社会保険料等控除前の額で、賞与は含めない とされています。

人事担当者が案内するときのポイント

このツールは非常に便利ですが、あくまで目安額の試算です。
厚生労働省も、計算結果は給付内容を保証するものではなく、個人の状況によって実際の支給額は変わると案内しています。さらに、各制度には被保険者資格、勤務状況、休業期間などの要件があり、要件を満たさない場合は対象外になることがあります。

また、産前産後休業や育児休業中に給与が支払われている場合は、支給額が減額または不支給になることがある ため、職員説明の際はこの点も添えておくと実務的です。

こんな案内がおすすめです

職員への周知としては、次のように伝えると十分実用的です。

産休・育休中のおおよその給付額は、厚生労働省の「産休・育休中の経済的支援 かんたん試算ツール」で確認できます。
給与額や休業予定日を入力すると目安額が表示されますので、事前確認にご活用ください。
ただし、実際の支給額は個別事情や申請内容により異なるため、最終的には協会けんぽ・健康保険組合・ハローワーク等の案内をご確認ください。